2014年2月13日木曜日

肩こり・腰痛を考える④~最終回~

大変ご無沙汰をしております<(_ _)>

長野県諏訪市,バイニーアプローチセンター代表の舟波です.

時間が空きすぎて,2月になってしまいました.

月日が経つのは早いですね,がむしゃらにやっていると,余計に,そう感じます.

ブログを更新しなきゃ,しなきゃと思いつつ,後手後手にまわってしまいました,すみません.

さて,肩こり・腰痛を考えるも,いよいよ最後となります.

前回までに,肩こり・腰痛は,マッサージに行って揉んではいけない!

余計に悪くなるよ!という話しまで行きました.

そして,筋肉ではなく,「膜」という結合組織が硬くなっているんだよ,と申し上げました.



続き,いきます.



筋膜や結合組織同士の滑動性,滑りが悪くなっていることも書きましたね.

他の痛みの原因としては,脊髄から末梢神経として出ている神経組織が

圧迫されているという可能性です.

脊柱のなかで靭帯などが硬く厚くなってしまうと,狭窄症という状況が起きますね.

良くお医者さんでお聞きになると思います.

ヘルニアという,椎間板のクッションが飛び出てしまって神経組織を圧迫することもあります.

これも良くお医者さんで聞きますね.

もう一つ,脊髄から神経根となり,そのまま手足の先まで末梢神経となって

神経は伸びていくんですが,その途中は筋肉や結合組織の間をすり抜けて通っているわけです.

先ほどあったようにその組織同士の滑りが悪く,途中で神経が圧迫されることもあるんです.

神経も血管も,人間のありとあらゆる構造体は結合組織という膜で覆われています.

骨だって,関節だって結合組織に覆われています.骨膜,関節包などです.

だから,神経といえども,その膜組織同士の滑りは必要なんですね.

とにかく,人間の組織は,ミルフィーユのように何層にも重なりあって,滑るように動いています.

この滑りの動きがどこかおかしくなると,いろんなところに痛みや不調が出てくるわけです.

そして,脳は,その組織が滑らない感覚を情報としますので,間違った情報で出力,

つまり運動していくことになります.

つじつま合わせですね.ですから,どんどん悪くなって悪循環に陥るのです.

どこかで断ち切って,よりよい方向に自分の身体が向かうように調整しなければなりません.

それは,きちんとした知識と技術をもったところでないと,余計悪くなるよって話しなんです.



これは,例えば,巷の整形外科だっておんなじです.

痛みや不調の原因は他にあるけど,レントゲンに映らないからよくわからない.

痛いんであれば,とりあえず,注射と薬で様子をみましょうかって.



これ,怖くないですか?

よくわからんけど,薬飲めって.

薬は100%,副作用があります.

原因を追究しないで症状をとりあえず緩和する,

対症療法といいますが,身体を薬や麻酔注射で一時的にだまそうって.

副作用あるけど,説明もしないけど,痛み止めの薬は飲んでねって.

インフルエンザの特効薬,タミフルだって,ウイルスに効くわけではないのに,

それ飲んで,精神症状が出ちゃって,行動がおかしくなって死に至った事例もたくさんあるのに.




薬や注射などせずとも,いや,しない方がよっぽどいいのに,

知識と相談する所がないばかりに,どんどん身体を悪くしていく・・・




その負の連鎖に,悪循環を少しでも断ち切れたらいいと思っています.

根本的原因を探り,解決することを提供していくセンターにしたいと思っています.

笑顔の未来のために.



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